絶滅危惧種
中村信哉の苦悩 
〜ユーモア〜



さぁ〜行きますよ〜あっそぼうぜー


















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ユーモアと言うと一般的に“おもしろい”とか“滑稽な”を意味することが多い。元々の意味は“〜にもかかわらず笑う”ことだそうである。 “辛い”にもかかわらず、 “苦しい”にもかかわらず“笑う”ことが出来ればそれは自分の弱さを克服したことになります。

“私はユーモアがないから・・・”などと諦めることはありません。なければ身に付ければよいのです。未熟なら磨けばよいのです。“笑う”ために何をすればよいのか、何が必要なのか、常に考えてください。

辛い時も苦しい時も笑 うことができれば心と技術に余裕が出来た証拠です。

きっと犬はあなたの懐に入ってきてくれるでしょう。

眉間にしわを寄せて訓練をしてはいけません。難しい顔をして仕事をしてはいけません。
他人のジョークにずっこ けましょう。ボケをかましましょう。ボケをかましてスルーされてもへこんではいけません。 勇気を出さなきゃボケをかませないようでは駄目です。 そんな肝の小ささでは犬の訓練などできようはずもあり ません。

犬はあなたをスルーしまくりです。

関西人は犬にも平気でボケをかますし、ツッコミもすると聞きます。まさにそれです。ボケとツッコミは一番おいしいところです。ボケとツッコミは相手との距離を縮めます。阿吽の呼吸で犬との関係を築きましょう。

中国雑伎団にピエロはいませんがサーカス団にはピエロがいます。当訓練所の見習い訓練士は一人サーカス団を目指してください。人々を魅了する一流の芸を持ちながら時には人々を笑いの坩堝に巻き込む、そんな訓練士を目指してください。

“喜怒哀楽”を変幻自在に扱うことができれば犬の訓練はより楽しく優しくなります。 楽しければ自然と訓練は入ります。優しければ無駄なことはしません。考えるのも大切ですが何より感じてください。感じたことを犬に伝えてください。きっと犬はそれに応えてくれるはずです。努めてユーモアを心掛けましょう。

冷たいようですが辛いことも苦しいことも“それだけのこと”と私は片付けます。そうしなければ尋常ならざる危険な犬たちを相手に訓練することなど出来ません。

歯を剥いてあなたを睨みつける犬がいたとします。

「おもしろい!」

そう思えたらあなたはもうその犬を掌握したも同然です。 “ユーモア”=“〜にもかかわらず笑うこと”を常に肝に銘じておいてください。

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当訓練所の教本  〜ユーモアについて〜の全文である。

私は犬の訓練で最も大切なことの一つとして“ユーモア”を心掛けている。
ドン引きされてもなんのその!ノリノリで犬と向き合うこともある。

「なんやねんなこのおっさん、なに一人ではじけてんねん!?」(ガンチ)

おっ!ガンチ、見事な通訳だ。

嬉しい時、楽しい時、調子のいい時はだれでもニコニコ する。犬だってこちらの懐に入ってきやすい。逆に苦しい時、辛い時、恐怖の真っ直中にいる時、犬は自然と違和感を感じて距離をとる。 おもちゃやおやつを使ってばかりいると犬は人の表情を見なくなりやすい。一見顔を見ているように見えても犬の頭の中はおやつの事でいっぱいである。

本気咬みの咬癖犬を訓練する時はわずかな呼吸のズレ、間合いの計測ミス、体重移動、心の迷いが命取りとなる。低い唸り声をあげ、必死の形相で睨み付けてくる犬を相手に力を抜いて自然体で接するなど危険極まりない行為である。 しかし恐怖の真っ直中にいる時に自然体で動くことができればこれほどの強みはない。完全に相手を掌握できているからこそなせる技である。

“恐い”にもかかわらず笑顔で振る舞うことができればもう犬の懐に入ったも同然である。

“辛い”にもかかわらず笑顔で前に進むことができれば更なる進化を遂げたことになる。

我、今まさにその境地に至れり。


絶滅危惧種:中村信哉はユーモアを地で行く訓練士である。

写真の犬は本気咬みの咬癖犬である。高齢で前科も数多く、よその訓練所でもお手上げ状態だったが着々と進化を遂げてい
  る・・・ 気がする。


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