ひまわりの
愛犬救命訓練士への道


~もうすぐ1年~




訓練所の生活にもだいぶ慣れ、仕事の効率、訓練の進み方も自分
なりに考えてやってみようというチャレンジ精神も芽生えてきた10ヶ
月目です。


先日、札幌で行われた勉強会へ初めて同行させて頂きました。

お客様が何度もうなずいている顔、自然にでる「お~」という声、凄
すぎて笑いがでてしまっている方、そんな姿を見る度にもっともっと
多くの飼い主さんたちに本物の訓練士というものを知ってほしいと
思いました。


いざというときに役に立つ訓練をしなければ、訓練が入っているとは
言えません。もちろん、おやつやおもちゃで釣っている訓練は、ここ
ぞというときに全く言うことを聞いてくれません。


どんな状況でも呼んだら来る、伏せる、座る、待つ。しっかりとした訓
練を行っているところを、きちんと飼い主さんの目で確かめて決断し
てほしいと思いました。


そして、この勉強会は麻衣さんの記念すべき全て一人で喋るという貴
重な勉強会でもありました。


本人は撃沈していたようですが()、前日まではあんなに緊張していたのにいざという時には堂々としっかり答えているのを見て、私もこうなりたい!と強く思いました。

自分に自信がなければ、お客様にも自信を持ってお答えすることはできません。

自分の番がくるまで、常日頃、先生の一言一言を聞き逃さず、理解して、その日の為に備えていかなければ!と、今からとても緊張しております。

勉強会では、あんなに引っ張っていたのにこんな一瞬で!うちの子が顔を見ながら歩くなんて!他人に唸るのに一瞬でゴロンさせてしまうなんて!

と、実技に驚かされたお客様も多いのではと思います。

喋りでいくらすごいことを言っても、実際に犬をコントロールできなかったらなんの説得力もありません。

私は、初めて訓練する子の時が一番緊張してしまいます。

これが勉強会の実技だったら…

よっぽどの子でない限り、先生や麻衣さんはたった一回の訓練で引っ張り癖を直すなんて朝飯前です。(もちろん、しっかりとしたベースがあるからこそです。)

それを毎日見ている私にとっては、ほんとに簡単そうに見えた勉強会でした。

札幌から戻ってすぐ、先生曰く「この子担当ね」

「きたー!」ぐいぐい前へ出る、そして咬むフレブルさん!

札幌で見たものを生かす機会にすぐ恵まれました。早速その日に訓練開始しました。

先生に最初から見て頂きたかったのですが、始まったとたん先生の電話に着信が…。笑

記憶を全て引っ張り出して、脚側を始めました。そして見様見真似でやった結果、たった一回でその子は私の左側から離れなくなりました。おまけに顔をすごく見るんです。

しかし、この子も飼い主様に怪我を負わせている子。油断は禁物ですが、今まで先生や麻衣さんがやっていたものが自分にもできた!嬉しさがこみあげてきました。

でもここで調子にのって長々とやっていれば犬が飽きてしまう。腹8分目で終わるのが訓練のコツなので、もっとやりたい気持ちを抑えて訓練は終了しました。

そして、もう一頭の担当犬咬み犬、柴さん。

チェーンなんて大人しくかけさせてくれるわけもなく、まずはワイヤーから。

ワイヤーはなんとかかけられても、次は口輪がまっています。フル装備で挑んでいるとはいえ、こんな至近距離でガウガウバクバクやられたら本当に怖いです。

すぐ後ろで先生が指示を出してくれていましたが、そんな簡単にできません!心の中でずっと思っていました。笑

犬の動きを止めない限り次の段階へは行けません。

怖いという気持ちを犬に悟られないように、咬まれないように、そして犬の体力を気にしつつ…頭がパンクしそうになっているときに先生から一言…

「あと5分で出来なければ交代ね」

ひえ~!と思いましたがタイムアウトに。

先生に交代してもらったのですが、あんなガウガウしていたワンコがぴたっと足の間で止まった…

くそーと思いましたがやはり先生。全く怖いと感じている素振りも見受けられず手の使い方、膝、かかとの使い方、体の全てを使って犬の動きを止める。

やはり簡単そうに見えてしまいます。

ですが難しい…


先生曰く、「一見怖くなさそうに見えても心の中では怖いと思っている。でもその怖いという気持ちを忘れては、そこに隙が生まれ、大事故に繋がる恐れがある。」と仰っていました。

諦めず翌日もトライしました。

前日の先生の動きを頭にインプットし、膝、かかとを意識して……出来た!!そしてそのまま伏せの態勢へ。

これを繰り返し、たった1ヶ月たらずで今ではワイヤー、口輪、チェーン、あのガウガウが嘘のようにすんなりつけさせてくれるようになったんです!

運動場に出しての訓練も、左足にくっつき虫状態です。頭を触ってもうならない。ムキムキしない。(まだまだ訓練は必要ですが(-_-;)

これが普通のことなのですが、あのガウガウ状態を見ていたので、他の子以上にかわいく見えてしまい、今では一番最初にこの子を訓練して癒されてから他の子を訓練という状態です。

咬まないワンコはもちろんかわいいのですが、特にこういった咬みワンコの変化。本当に面白いです。昨日と体の固まり具合が違う、拒絶具合が違う、些細なことでも成長している、しかもそれを自分の手で変える。これほどまでにやりがいのある事は今までの生活では経験しようのない出来事です。


そしてもう一つ。

麻衣さんと先生が滋賀へ出張中、3日間一人で留守番という大きな経験をしました。

もちろん、万が一の為に非常勤の方をしっかり備えていましたが、一人での留守番は初めてで、数日前から、麻衣さんに寂しい寂しいと嘆くたびに励まされました…笑

でもワンコはおかまいなしに騒ぎます。怖い人たちがいなくなったんですもん。ワンコにとっては今だー!とばかりに好き勝手します。

ですがそれを許していてはいつまでたってもワンコに馬鹿にされっぱなしです。

80頭を超える給餌も排便も、催促吠えに負けず一人で戦いました。笑

一人だと、いつもやっていることがスムーズにいかない、時間がオーバーしてしまう、目を離すと喧嘩が起きる可能性だってある。

それを考慮していつもと違う動きをする。しかしそれをその場で考えていると間に合わないので前もって頭の中でシミュレーションをして…

頭も体も疲れてしまい、休憩中は死んだように眠りました…

結果は無事、何事もなく3日間留守を守れましたが、この経験のおかげで、自分の限界、能力、効率の悪さを改めて知ることができました。次回はこれを生かし、もっとワンコたちを静かに、もっと仕事をスムーズに、という楽しみも出来ました。


こういった様々な大変なこともありますが、小さなことに癒されながら、これからも頑張って愛犬救命訓練士を続けていきますので、応援よろしくお願いいたします。


またまた長々と失礼いたしました。

ありがとうございました。



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