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〜10年経っても戻らない本物の訓練がここにある〜 北栃木愛犬警察犬訓練所

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中村先生のQ&Aに一言物申す

近頃、サイトで目にする咬む犬についてのQ&Aに疑問符MAXの中村先生が机上の空論ではなく経験から学んだことをズバッと答えます。

歯を剥いて拒絶&攻撃してくる犬に恐怖心を抱いているオーナー様に「飼い主が変わらなければ犬は変わりません。頑張ってください!」とあしらい、「お答えした事例はあくまでも他の犬の事例です。真似するのは危険ですのでお止め下さい。」で締めくくる。答えになってないと思いませんか?

飼い主自身でできるのは甘咬みと言われる行為の矯正や服従訓練ぐらいです。

わんこによる流血事件はネット上で起きているものではなく現実にオーナー様の身に降りかかっていることなのです。

強盗に拳銃をこめかみに突きつけられて毅然とした態度で対処できる人間がこの世にどれだけいるでしょう。それと同じです。歯を剥いた犬は飼い主だって怖いんです。飼い主が変わるのは当然ですがそれを飼い主だけに押しつけるのは酷というものです。怖い部分をその道のプロに任せることは無責任でも何でもありません。犬が変わるのと並行して飼い主も変わっていけばよいのです。

恐怖をくぐり抜けてきたプロは恐怖を知っています。だからこそ歯を剥いて咬みにくる犬を飼い主自身の手でしつけしろなんて言えないのです。恐怖は私たちが請け負います。そして時間はかかりますが体を張ってわんこの更正に取り組みます。

無責任なQ&Aに疑問を感じたら是非ご連絡下さい。



■ 
名前を呼んで“おやつ”をあげると咬まなくなる。 ×

そんなことあるわけないでしょう。そんなことで咬まなくなるなら殺処分される犬や咬傷事故がこんなに多いわけありません。
まず何より本気咬みの咬癖犬は手からおやつなんて食べませんから・・・・。食べる時点で本気咬みの咬癖犬ではないのです。
百歩譲って食べたとしましょう。しかし“咬む”という行為は拒絶を意味しますので結局受け入れがたい行為に関しては拒絶行為を起こします。ゆえに百粒食べようが千粒食べようがガブリです。何よりそんなことしてたら太る!



■ 飼い主自身の手でしつけるのが“最も”望ましい △

難しい問題ですが
とします。なぜなら飼い主自身の手でできることには限りがあるからです。限りがある以上、それを超える場合は専門家に任せるべきです。また怖いのは飼い主にできることの範疇を超えているのにもかかわらずそれを承知で適切なアドバイスをおこなっていないトレーナーが多いということです。

決まって言うのが「飼い主さんの責任です。頑張ってください」

これはアドバイスとは言いません。職務放棄です。きっちりと「あなたの手には負えないのでもっと適切な訓練のできる方に依頼してください。」と言うべきです。


例えるなら開業医が大学病院などのしっかりとした設備のあるところに転院をすすめるように・・・

できないものはできないとはっきり言えるトレーナーこそ本当に信頼できるのではないでしょうか?

■ 体罰など使わなくてもしつけはできる  ×

非常に難しい問題ですが
×とします。
理由はネット上の体罰不要論者達は“絶対にいらない”と言っているからです。何から何まで体罰を使って教えるのは論外ですが使わなくてはならない時もあるからです。他に手段があるのに使うのは私も反対ですが他に手段がなければ使わなくてはならないのです。

咬まれたら何十針も縫うような咬み方をするグレートピレニーズと向かい合った時に“体罰不要論”がいかに現実逃避の論理かわかります。

本能のままに生きる犬を相手にした時にわかります。

生き物を相手にする時に“絶対”はありえないのです。それを“絶対”と言い切っているので
×とします。

■ チェーンカラーは被毛がすり切れるだけで何の効果もない ×


この言葉を聞くだけで訓練というものをひとつも分かっていないということが分かる。

“被毛がすり切れるだけ”ということは使い方が間違っているからである。すり切れるということは何度も何度も引っ張っているということ。何度も引っ張るということは1回の“引き”=“ショックをかける(専門用語でプロはそう言います)”で犬にその“ショックの意味”を理解させられていないからです。  

チェーンカラーというものは“瞬間的”に使うものである。条件反射になるようにタイミングよく、それでいて極力少ない回数で犬が覚えるように・・・。

プロが使えば何年も一緒にいる犬でも被毛がすり切れることはない。

何よりプロはチェーンカラーを苦痛を与えるために使うのではなく、“より小さい力で犬を動かすため”と“条件付けのため”に使うのである。


 本気咬みをする犬は毅然とした態度の飼い主に咬まなくなる ×

本気で咬むようになると言うことは上下関係が決定した証拠です。決定してしまったら毅然とした態度を振る舞ったくらいで変わるものではありません。逆に火に油を注ぐ結果にもなりかねません。毅然とした態度で犬が軟化してくるのは力関係が決定していない場合、それもまだ人間の方がリードしている段階のみです。
 本気咬みをする犬を一般の人間が訓練できる ×

散歩の時に引っ張る、マテをさせる、呼んで来るなどのことは根気がいりますがご自身で教えることは可能です。しかし本気咬みの犬は絶対に無理です。理由は簡単です。しつけや訓練は犬の体を触ることができることが大前提だからです。本気咬みの犬は体を触ることができません。体を触ることができない以上しつけることなどできないからです。


 じゃあなんで中村先生は触れない本気咬みの犬を訓練できるの

  
私だって最初から触れるわけではありません。徐々に触れるようになるのです。その“徐々に”が決して文章や映像でお見せできるほど簡単なものではなく、大変危険を伴う作業だからです。指を食いちぎられる恐れもあるし、鼻をそぎ落とされる可能性もあります。簡単に言うと犬の咬みつくという拒絶行為をすべて防ぐのです。防いで防いで何百回も防ぎつつ、犬に私の望む行為を犬に取らせるのです。

危険な作業を「やり方教えますから自分で頑張ってください」などというほど私は無責任な人間ではありません。

 そんなやり方で飼い主に本気咬みをしなくなるの? 
 
断言はできません。ですから更正率が
84%だとハッキリ申し上げているのです。 私は「私のやり方を実践すれば飼い主さんでもできます」などという気は毛頭ありません。この方法ができる人間は数少ないです。“できるのにやらない人間”もいれるともうちょっとはいると思いますが・・・・。このやり方は犬にストレスがかかります。

しかしそのストレスも“人の望む行為を受け入ないこと”の方がストレスと感じるようになれば犬は軟化してきます。そのうち咬むことを諦めます。諦めるまで繰り返すのです。時間もかかるし通常の訓練の何倍も労力を必要とします。しかしその結果飼い主の下に戻ってもほとんど再び咬むことがないのです。

 本気咬みをする犬は虐待を受けたことがある 

否定はできません。ハッキリ言えることは“虐待を受けたことがなくても”本気咬みをするようになるということです。
虐待の定義もまた曖昧で“体罰を受けたことがある=虐待”は大間違いです。


なんでもかんでも虐待のせいにするのはナンセンスです。私に言わせれば本当に必要なことを教えず、いざという時に何の役にも立たず挙げ句の果てには咬むようになってしまうこともある“誉めてしつけるだけ”の訓練を施すことの方がよっぽど虐待だと思います。

むしろ誉めるだけのしつけを施された犬の方が本気咬みに発展することの方が多いようです。事実、当訓練所に入所した咬癖犬(本気咬み)の中にも“誉めてしつける訓練”なるものを受けたにもかかわらず飼い主様に咬みついて手に負えなくなったわんこが多数います、

 犬は体罰を理解できない
 ×

犬は知能が低いから体罰を理解できないという方もいます。それは体罰の与え方を知らないだけです。犬の知能なら自分の行動によって得る利益と不利益を判断できます。

理解できないから体罰は使っても意味がないと言います。ではなぜ犬同士で序列を決める時、咬みついて力関係を築くのでしょう。それは咬みつくことで力のあることを証明するからです。咬まれて抵抗できず自分より力があると認めた犬は自分が下位であることを受け入れ、以後自分がおこなっていた行為、上位の犬にマウンティングをする、足をかける、ちょっかいを出すなどの行為を取らなくなります。

“咬みついたらガッツリ怒られる”ことよって自分の行為と関連づける知能は持っているのです。問題はすべてタイミングと強さなのです。それとフォロー!ここが一番大事です。犬同士の中ではフォローに値するのがリーダーである上位のものが力を示し続け、下位の生命を保証し続けること、それが崩れれば上下関係も崩れます。人間と犬の間であれば犬が人間の望む行為を受け入れたら誉めること、圧力を解くことです。

だからといって多様は禁物です。
リーダーシップを見せつける毅然とした態度をとり続けることは言うまでもなく、それでも犬があなたの下位になることを受け入れず歯を剥いた時にのみ体罰は効力を発揮するのです。普段だらけている父親が急に父親面をしたって思春期の子供は何を今さらと思うものです。

■ 飼い主が変わらないと犬も変わらない 

これは本当です。いくら犬が利口になっても飼い主が今までどおりだったら犬は飼い主に従いません。犬は好きな人に従うのではありません。力のある飼い主に従うのです。力とは腕力のことだけではなく犬に「この人に従うことによって自分の生命が保証される」と思わせる圧倒的なリーダーシップです。

誉めるだけ、優しいだけの飼い主など犬にとっては従うに値しない存在です。

■ 犬にストレスをかけないしつけが望ましい 

全くかけないのは不可能です。犬が望む行為を人間が阻止する時点でそこにストレスが生まれます。かと言ってかけ過ぎもよくありません。厳しくするところは厳しく、優しくするところは優しくする、けじめがしつけの基本です。

■ 訓練所に預けても咬む犬は治らない ×

難しい問題ですが
×とします。
訓練所と言っても競技会中心の訓練所、ドッグショー中心の訓練所、“咬む犬”断固お断りという出張訓練所など様々です。訓練所によっては“治った”と勘違いして卒業させるところもあるでしょう。

ひとつの目安として“薬物療法を行っていない”“外科的治療を勧めない(去勢、刃の切除など)”“入所中、卒業後のレッスンを行っている”“体罰も場合によっては使用すると明言する”“卒業後に咬んだことを飼い主だけのせいにしない”などがあげられます。

相談をした時に「他人を10人咬んでるグレートピレーニーズですけど大丈夫ですか?」と言っても二つ返事で受け入れてくれるならまず大丈夫でしょう。ちなみに私は喜んで引き受けます。

 咬む犬は絶対に治らない 

咬む犬は絶対に治らないと言い切る訓練士もいます。その訓練士が訓練すれば治らないでしょう。疑いながらやる人間には何事も成就することはできません。だからといって絶対に治るとも言い切れません。治ると信じてやってる私でも更正率84%です。死ぬまでにこの更正率が1%でもあがるように全身全霊頑張るだけです。

■ 
無視は効果的 △

ケースバイケースです。改善したいと思う内容とわんこの性格によって異なります。
  しつける時にエサは効果的  

これもケースバイケースです。人間とわんこの利害関係が一致すれば上手くいくこともありますし、エサがもらえるなら何でも言うことを聞くわんこなら効果がありますが興奮症のわんこや人間に従属しないタイプのわんこにはあまり効果はありません。

■ 犬がリーダーのように振る舞うのは家族を守るため ×

リーダーのように振る舞うという点では
ですが家族を守るためというのは×です。ただ単に自分のテリトリーを守るために吠えているだけです。

 犬は飼い主の手でしつけた方がよい 

 
理想を言えばそうでしょう。でもしつける時間が取れないなら他人に頼んだ方が正解です。中途半端な責任感はかえって無駄な時間が過ぎていくだけです

■ 小型犬が来客時にぴょんぴょん跳ねるのは嬉しいから ×

吠えたりしていなければその可能性もありますが吠えている場合は完全に威嚇です。吠えていなくても注意は必要です。ましてや「あらかわいいわね〜」と言って手を出したらガブッというのなら間違いありません。尻尾を振っていても喜んでいるとは限りません。興奮して威嚇体制に入っていることもあります。

  室内での放し飼いはよくない 


そのとおりです。知らず知らず室内全体が犬のテリトリーとなりやすいのです。
けじめをつけて飼育できる飼い主なら問題ありませんが甘やかすだけの飼い主はNGです。
必ず室内でも人間とわんことの境界線を作りましょう。

■ 感情的に叱ってはならない △

よく感情的になってはいけないと言います。しかし無感情もいけません。人間の都合を思いやることのできない犬にとっては少し感情を込めるくらいの叱り方の方が伝わることが多いのです。

  犬は防衛本能のみで咬みつく ×


防衛本能で咬みつくことがもっとも多いですがその人がただ単に嫌いで嫌いで仕方がないから咬みつくこともあります。特定の人間を咬むという場合はたいがいその人が嫌いだからです。

いずれにせよその犬の性格をよく理解して、本来なら咬んでもおかしくない状況に陥っても咬まないように訓練することです。



質問大募集


このコーナーでは飼い主様が疑問を抱いたQ&Aに全く違った視点からお答えします。どんなことでも結構です。知ってる範囲でお答えしますのでどしどしお尋ねください。もちろんこのQ&Aに対する疑問でも結構です。 (質問はこちらから)